令和3年度介護報酬改定の大きな柱として「自立支援・重度化防止の取組の推進」が掲げられました。科学的に裏付けされた質の高いサービス提供、そして利用者が持っている機能・力を最大限引き出す支援を、介護・医療職が連携し実践していくことを目的に、去る令和3年11月16.17日の2日間にわたり「高齢者の運動機能の向上のためのケア研修会」を開催しました。
講師には「生活とリハビリ研究所研究員 下山 名月氏」を招聘。
「生理学に基づいた知識・技術」「人間やその個人に対する畏敬(いけい)の念」「自立支援(その人のもっている力を引き出す)の考え方」が良い介護を形作る3つの要素であることを実技を交えながら解説して頂きました。
今回、当園職員のみならず、根室管内の社会福祉法人施設職員の他、中標津町の介護保険サービス事業所職員の方々も参加され、ご利用者の自立支援に向けた良い学びの場となりました。
※当研修は北海道の「介護関係職員医療連携支援補助事業」を活用し、実施しております。